休職中に経過報告メールを書こうとすると、「何を書けばいいの?」「体調についてどこまで伝えればいい?」と迷ってしまう方は多いです。
特に体調や気持ちに余裕がない時期は、メール一通を作るだけでも大きな負担になることがあります。
そこでこの記事では、休職中の経過報告メールの書き方と、そのまま使える例文を状況別・相手別に紹介します。
文章を一から考えなくても大丈夫です。今の状況に近い例文を選び、必要な部分だけ書き換えて使ってください。
まず結論|休職中の経過報告メールはこの例文でOK

休職中の経過報告メールでは、長い文章を書く必要はありません。
現在の体調・療養状況・今後の見通し・感謝の気持ちを簡潔に伝えることを意識すれば十分です。
そのまま使える休職中の経過報告メール基本例文
件名:休職中の経過についてのご報告(氏名)
○○部
○○様
お世話になっております。○○です。
休職に際し、ご配慮いただきありがとうございます。
現在の体調についてご報告いたします。
現在も療養を続けており、少しずつ体調は落ち着いてきています。先日の診察では、引き続き療養を続けるよう医師から指示を受けました。
今後も医師の指示に従い、回復に努めてまいります。
次回の診察後、改めて状況をご報告いたします。
ご迷惑をおかけしておりますが、引き続きよろしくお願いいたします。
○○ ○○
経過報告メールに入れるのは4つだけ
基本的には、次の4つを伝えれば十分です。
- 現在の体調
- 療養状況や医師からの指示
- 今後の見通しや次回の連絡予定
- 会社への感謝や結びの言葉
病状を細かく説明したり、長い文章を書いたりすることよりも、会社側が現在の状況を把握できることを意識しましょう。
休職中に経過報告メールを送る意味とは
経過報告メールは、細かな体調の変化をすべて説明するためのものではありません。
会社と必要な連絡を取りながら、現在の状況を共有するための手段です。
会社が経過報告を求める理由
会社側は、休職している社員の状況を把握することで、今後必要になる手続きや復職に向けた対応などを考えやすくなります。
そのため、会社から経過報告を求められた場合も、「詳しい症状をすべて説明しなければ」と考える必要はありません。
会社から指定された報告事項がある場合は、それに沿って伝えましょう。
経過報告はどこまで詳しく書けばいい?
基本的には、
「現在も療養を続けています」
「少しずつ体調は落ち着いています」
「現時点では大きな変化はありません」
など、現在の状況が分かる程度でも伝えられます。
詳しく説明しようとしてメールを書くこと自体が負担になってしまっては、療養中の方にとってつらくなってしまいます。
病名や詳しい症状まで伝える必要はある?
経過報告のたびに、病名や症状について細かく書く必要があるとは限りません。
会社側から必要な事項を指定されている場合や、診断書などの提出が必要な場合には、その指示を確認しましょう。
それ以外では、自分から必要以上に詳しい個人的な情報を書こうとしなくても大丈夫です。
休職中の経過報告メールの書き方|基本の5ステップ
文章を考えるのが難しいときは、メールを5つのパートに分けて考えると作りやすくなります。
①件名で経過報告だと分かるようにする
件名は、メールを開かなくても用件が分かるものにしましょう。
たとえば、
「休職中の経過についてのご報告(氏名)」
「休職中の体調について(氏名)」
などです。
②休職への配慮に対するお礼を伝える
本文の最初に、会社や上司からの配慮に対する感謝を簡単に伝えます。
「休職に際し、ご配慮いただきありがとうございます。」
程度でも十分です。
③現在の体調・療養状況を簡潔に伝える
次に、現在の状況を伝えます。
「現在も自宅療養を続けています。」
「以前と比べると少しずつ体調は落ち着いてきています。」
「現時点では大きな変化はなく、引き続き療養しています。」
など、今の自分に近い表現を選びましょう。
④医師の判断や今後の見通しを伝える
診察を受けている場合は、必要に応じて医師から受けた説明を簡潔に伝えます。
たとえば、
「医師からは、引き続き療養が必要との説明を受けています。」
「現時点では復職時期を判断できないため、引き続き療養を続ける予定です。」
などです。
復職時期が決まっていないのであれば、無理に予想を書く必要はありません。
⑤次回の連絡予定を添えて締める
次の診察日や報告予定が決まっている場合は、
「次回の診察後、改めてご報告いたします。」
などと添えると、会社側も今後の予定を把握しやすくなります。
最後に、
「ご迷惑をおかけしておりますが、引き続きよろしくお願いいたします。」
などの言葉で締めます。
【体調・状況別】そのまま使える休職中の経過報告メール例文
ここからは、実際の状況に合わせて使える例文を紹介します。
すべてをそのまま使う必要はありません。自分の状況と異なる部分だけ変更して使ってください。
定期的に経過報告するときの例文
件名:休職中の経過についてのご報告(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
休職に際し、ご配慮いただきありがとうございます。
現在も療養を続けております。体調については前回のご報告時から大きな変化はなく、医師の指示に従いながら過ごしています。
引き続き療養に努め、状況に変化がありましたらご報告いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
体調が少しずつ回復しているときの例文
件名:休職中の経過について(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在の体調についてご報告いたします。
療養を続ける中で、以前と比べると少しずつ体調が落ち着いてきました。
ただ、現時点では引き続き療養が必要とのことですので、焦らず回復に努めてまいります。
次回の診察後に、改めて状況をご報告いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
体調に大きな変化がないときの例文
件名:休職中の経過報告(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在の体調についてですが、前回のご報告時から大きな変化はなく、引き続き療養しております。
今後も医師の指示に従いながら回復に努めてまいります。
状況に変化がありましたら、改めてご連絡いたします。
よろしくお願いいたします。
体調に波があるときの例文
件名:休職中の経過について(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在も療養を続けております。
体調については、比較的落ち着いて過ごせる日もありますが、日によって波がある状況です。
引き続き医師の指示に従い、療養を続けてまいります。
ご心配をおかけしておりますが、今後ともよろしくお願いいたします。
回復が想定より遅れているときの例文
件名:休職中の経過についてのご報告(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在の状況についてご報告いたします。
療養を続けておりますが、現時点では当初考えていたほど回復しておらず、引き続き休養が必要な状況です。
医師の指示に従いながら、焦らず回復に努めたいと考えております。
今後の状況については、次回の診察後に改めてご報告いたします。
よろしくお願いいたします。
復職時期がまだ分からないときの例文
件名:休職中の経過について(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在も療養を続けております。
現時点では復職できる時期について具体的な見通しは立っておらず、医師からも引き続き療養するよう指示を受けています。
復職について判断できる状況になりましたら、改めてご相談させていただければと思います。
ご迷惑をおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
復職の目安が見えてきたときの例文
件名:休職中の経過および復職について(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在の体調についてご報告いたします。
療養を続けたことで体調は徐々に安定してきています。
今後の経過に問題がなければ、復職について検討できる段階になってきたとの説明を医師から受けています。
復職時期については次回の診察結果を踏まえ、改めてご相談させてください。
引き続きよろしくお願いいたします。
【相手別】休職中の経過報告メール例文
経過報告の基本内容は同じでも、相手によって少し表現を変えると伝わりやすくなります。
直属の上司に送る場合の例文
件名:休職中の経過について(氏名)
○○課長
お世話になっております。○○です。
休職に際してお気遣いいただき、ありがとうございます。
現在も療養を続けており、少しずつ体調を整えているところです。
医師からは引き続き療養するよう指示を受けておりますので、しばらくは回復を優先して過ごしたいと考えております。
ご迷惑をおかけしておりますが、今後ともよろしくお願いいたします。
人事・総務に送る場合の例文
件名:休職中の経過についてのご報告(氏名)
人事部 ○○様
お世話になっております。○○部の○○です。
休職中の状況についてご報告いたします。
現在も自宅療養を続けており、医師からは引き続き療養が必要との説明を受けています。
次回の診察は○月○日を予定しておりますので、診察後に今後の見通しについて改めてご報告いたします。
必要な手続き等がございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
上司と人事へ同時に送る場合の例文
件名:休職中の経過について(氏名)
○○課長
人事部 ○○様
お世話になっております。○○です。
現在の体調についてご報告いたします。
現在も療養を続けており、体調については少しずつ落ち着いてきています。
今後については、引き続き医師と相談しながら判断する予定です。
次回の診察後、改めて状況をご報告いたします。
休職に際しご配慮いただき、ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
同僚へ近況を伝える場合の例文
件名:近況について(氏名)
○○さん
ご無沙汰しています。○○です。
休職中はいろいろと気遣っていただき、ありがとうございます。
現在は療養を続けながら、少しずつ体調を整えています。
まだ復職時期については決まっていませんが、今は回復を優先して過ごしています。
ご心配をおかけしますが、また状況が落ち着いたらご連絡します。
【診察・診断書】医師の判断を伝える経過報告メール例文
診察結果や診断書について伝える場合も、医師から言われた内容をすべて細かく説明する必要はありません。
会社側に必要な情報を簡潔にまとめましょう。
次回の診察後に改めて報告する場合
件名:休職中の経過について(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在も医師の指示のもと療養を続けております。
次回の診察を○月○日に予定しておりますので、診察結果を踏まえ、今後の見通しについて改めてご報告いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
医師から引き続き療養が必要と言われた場合
件名:診察結果についてのご報告(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
先日受診しましたので、結果をご報告いたします。
医師からは、現時点では復職を急がず、引き続き療養を続ける必要があるとの説明を受けました。
そのため、今後もしばらく療養を続ける予定です。
今後の経過については、改めてご報告いたします。
よろしくお願いいたします。
診断書を提出・郵送する場合
件名:診断書提出のご連絡(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
先日の診察を受け、医師より診断書が発行されましたのでご連絡いたします。
診断書については、○○の方法で提出いたします。
お手数をおかけいたしますが、ご確認をお願いいたします。
そのほか必要な手続き等がございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
休職期間を延長するときの経過報告メール例文

体調の回復状況によっては、当初予定していた休職期間を延長することもあります。
その場合も、必要以上に申し訳なく思って長文を書くより、医師の判断と今後の予定を落ち着いて伝えることを意識しましょう。
休職延長を上司へ伝える例文
件名:休職期間についてのご報告(氏名)
○○課長
お世話になっております。○○です。
先日診察を受けたところ、医師より引き続き療養が必要との説明を受けました。
そのため、当初予定していた休職期間について延長をご相談させていただきたく、ご連絡いたしました。
必要な手続きについてご教示いただけますと幸いです。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
休職延長を人事へ伝える例文
件名:休職期間延長について(氏名)
人事部 ○○様
お世話になっております。○○です。
先日の診察の結果、医師より引き続き療養が必要との判断を受けました。
つきましては、現在の休職期間の延長についてご相談させていただきたく、ご連絡いたしました。
診断書など必要な書類や手続きがございましたら、ご案内いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
復職予定日を変更するときの例文
件名:復職予定についてのご相談(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在の体調についてご報告いたします。
当初は○月頃の復職を想定しておりましたが、現在の回復状況と医師の判断を踏まえ、復職時期について改めて検討する必要がある状況です。
今後の予定については、次回の診察結果を踏まえて改めてご相談させてください。
よろしくお願いいたします。
短文で済ませたい人向け|休職中の経過報告メール例文
体調が優れないときは、長いメールを書く必要はありません。
必要な情報だけを伝える短文でも、経過報告はできます。
最低限の内容だけを伝える短文例文
件名:休職中の経過について(氏名)
○○様
お世話になっております。○○です。
現在も医師の指示に従い、療養を続けております。
現時点では大きな変化はありませんので、引き続き回復に努めてまいります。
よろしくお願いいたします。
体調が悪くメールを書くのがつらいときの例文
○○様
お世話になっております。○○です。
現在も療養を続けております。
体調が安定していないため、簡単なご報告となり申し訳ありません。
状況が落ち着きましたら、改めてご連絡いたします。
よろしくお願いいたします。
前回から体調に変化がないときの例文
○○様
お世話になっております。○○です。
現在の体調は、前回ご報告した時点から大きな変化はありません。
引き続き療養を続けてまいります。
よろしくお願いいたします。
休職中の経過報告メールはどのくらいの頻度で送る?
「何週間ごとに連絡すればいいのだろう」と悩む方もいるでしょう。
経過報告の頻度については、まず会社から指示されている内容を確認することが大切です。
会社から頻度を指定されている場合
「月に1回」「診察後に報告」など会社から指定されている場合は、基本的にはその予定に沿って連絡します。
報告する日をカレンダーなどに入れておくと、毎回「いつ送ろう」と考える負担を減らせます。
頻度を指定されていない場合
指定がない場合は、自己判断だけで決めるより、担当者に確認しておくと安心です。
たとえば、
「今後の経過報告について、どの程度の頻度でご連絡すればよろしいでしょうか。」
と確認できます。
一度決めておけば、その後の負担も軽くなります。
体調が悪く予定日に連絡できない場合
予定していた日にメールを送ることが難しい場合もあるでしょう。
その場合は、可能であれば短文で、
「体調が安定していないため、詳細については改めてご連絡いたします。」
などと伝える方法もあります。
会社のルールや担当者からの指示がある場合は、そちらを優先してください。
休職中の経過報告メールで避けたいNG表現
経過報告では、文章を上手に書くことよりも、誤解を招きにくい表現を選ぶことが大切です。
復職日を無理に断定する
まだ医師と相談している段階なのに、
「○月○日には必ず復職します」
と断定してしまうと、その後体調が変化した際に説明が必要になります。
「順調に回復した場合は○月頃の復職を検討しています」
など、現時点での見通しであることが分かる表現にすると伝えやすくなります。
症状やプライベートな事情を書きすぎる
経過報告だからといって、自分の症状や生活状況を何から何まで書く必要はありません。
伝える必要がある情報を整理し、現在の療養状況や今後の見通しを中心にまとめましょう。
必要以上に謝罪する
休職していることへの申し訳なさから、
「本当に申し訳ありません」
「皆様に多大な迷惑をかけてしまい申し訳ありません」
と何度も謝罪を書きたくなる場合があります。
しかし、経過報告の目的は謝罪ではなく状況を共有することです。
「ご迷惑をおかけしておりますが、引き続きよろしくお願いいたします。」
程度にまとめる方法もあります。
感情的・ネガティブな内容を書きすぎる
つらい気持ちを無理に隠す必要はありませんが、会社への経過報告では、相手が必要な状況を把握できる内容を中心にしましょう。
「現在も体調が安定していません」
「引き続き療養が必要な状況です」
など、事実を簡潔に表現すると伝わりやすくなります。
休職中の経過報告メールがつらいときはどうする?
休職中は、メールを書くことそのものが負担になる場合があります。
そんなときまで、毎回きれいな文章を一から考える必要はありません。
定型文を使って負担を減らす
体調に大きな変化がないのであれば、前回と似た内容になっても不自然ではありません。
基本となる定型文を保存して、
「現在の体調」
「診察結果」
「次回の予定」
だけを書き換える方法なら、メール作成の負担を減らせます。
人事など第三者を通じて連絡する
直属の上司とのやり取りが負担になっている場合は、会社の体制によっては人事・総務などを窓口にできることもあります。
誰に連絡すればよいか分からない場合は、会社の休職に関する案内や担当部署を確認してみましょう。
会社指定の連絡方法がある場合は確認する
会社によっては、メール以外の方法や所定の書類による報告を求めている場合があります。
経過報告を始める前に、
「誰に連絡するのか」
「どのくらいの頻度なのか」
「メールでよいのか」
「診断書などが必要なのか」
を確認しておくと、その後の迷いを減らせます。
休職中の経過報告メールに関するよくある質問
最後に、経過報告メールで迷いやすいポイントをまとめます。
会社から返信がない場合はどうすればいい?
返信がないからといって、それだけで悪い意味だと判断する必要はありません。
経過報告として受領され、特に返信する事項がない場合も考えられます。
返信や確認が必要な内容を送ったにもかかわらず返答がない場合は、必要に応じて担当者へ確認しましょう。
毎回同じ内容になっても大丈夫?
体調に大きな変化がなければ、毎回似た内容になるのは自然です。
無理に違う内容を書こうとせず、
「前回から大きな変化はありません」
と伝えれば簡潔にまとめられます。
病名を書かなくても大丈夫?
毎回の経過報告で、必要以上に詳しい病名や症状を書く必要があるとは限りません。
会社から求められている報告事項や必要書類を確認したうえで、必要な範囲の情報を伝えましょう。
復職を急かされたらどう返信する?
焦って復職時期を約束するのではなく、現在の状況や医師から受けている説明を伝えましょう。
たとえば、
「復職時期については、次回の診察結果を踏まえて改めてご相談させていただければと思います。」
と伝える方法があります。
電話ではなくメールだけでも大丈夫?
会社によって連絡方法のルールが異なるため、指定された方法がある場合は確認が必要です。
特に指定がない場合でも、メールでの報告で問題ないか担当者に一度確認しておけば、その後のやり取りを続けやすくなります。
まとめ|休職中の経過報告メールは簡潔で大丈夫

休職中の経過報告メールでは、完璧な文章を作ることを目指す必要はありません。
大切なのは、現在の体調や療養状況、今後の見通しなど、会社側が必要とする情報を分かりやすく伝えることです。
体調に余裕がないときは、短文でも構いません。
また、毎回一から文章を考える必要もありません。この記事の例文をベースに、今の状況に合わない部分だけを書き換えることで負担を減らせます。
会社から報告方法や頻度について指定されている場合は、そのルールを確認したうえで、自分に無理のない形で連絡を続けていきましょう。

