小さなお子さんがいると、キャンプは難しいと感じる方も多いですよね。
特に、テント泊でのスタートはハードルが高いと考える家族も少なくありません。
そんなときは、小さなお子さん連れでも楽しめるコテージやバンガローを利用するのがおすすめです。
これらの施設なら、気軽にキャンプを満喫できます。
私たち家族も、長男がまだ歩けない頃にコテージを利用してキャンプを楽しみました。
素晴らしいコテージでしたが、いくつか失敗も経験しました。
この記事では、私たちの体験談をもとに、コテージとバンガローの違い、そしてコテージ泊をおすすめする理由をご紹介します。
コテージの快適さと学んだこと
このセクションでは、家族でのコテージ宿泊体験と、暖炉にまつわる思わぬ出来事についてお話しします。
私たちが泊まったのは、2階建てのコンパクトでかわいらしいコテージでした。
長男がまだ幼かったので、一緒に行った友人家族が気を遣って予約してくれました。
とても魅力的なコテージで、期待に胸を膨らませながら皆でコテージに入ったのです。
暖炉の熱が部屋中に広がる
コテージの中に入ると、部屋の中央に立派な暖炉が目に入りました。
赤ちゃんが寒くないように、まずは父親たちが一生懸命暖炉に火をつけてくれました。
最新の設備が整ったコテージで、部屋にはハンモックやミニアスレチックもあります。
子どもたちは大喜び。
赤ちゃんはすやすやと眠っています。
私は友人とおしゃべりを楽しみながら料理を始めました。
すると、暖炉の火が強く燃え始め、室内が暖かくなってきました。
その時、子どもたちが「暑すぎる!」と一言。
そうなんです、暖かい空気が上に集まり、2階の子どもたちの部屋が特に暑くなっていました。
寝る時も暑さが続き、赤ちゃんが泣き出してしまいました。
友人家族に申し訳なく思い、私は赤ちゃんを連れて少し外で涼むことにしました。
暖炉の火が落ち着く頃には、ようやくみんな静かに眠りにつきました。
暖炉が消えると寒さで目が覚める
寝る前に暑くなりすぎないようにと、薪を追加しないことに決めて就寝しました。
しかし、山奥のキャンプ場では、暖炉の火が消えると寒くて目が覚めてしまいました。
コテージに備え付けられた寝具は毛布が1枚だけ。
風邪をひかないか心配しましたが、寒さで目が覚めたのはどうやら私だけのようです。
周囲の様子を見ながら、薪を追加しました。
暖炉への薪の追加タイミングをキャンプ場のスタッフにもっと詳しく聞いておけばよかったと感じたコテージでの宿泊体験でした。
初心者にはコテージがおすすめ
私たち家族は少し失敗もしましたが、暖炉が少し暑すぎたこと以外は、コテージでの滞在は非常に快適で満足でした。
そのため、小さなお子さんがいてテント泊をためらっているご家族には、コテージやバンガローを強くおすすめします。
片付けも簡単で、持っていく荷物も少なく済むので、手軽にキャンプを楽しむことができます。
コテージとバンガローの違い
キャンプ場を予約するときに、コテージとバンガローの宿泊施設の違いに気づくと思います。
実際、コテージの方がバンガローよりも料金が高めです。
その違いは主に「設備」にあります。
キャンプ場によって設備は多少異なりますが、一般的にコテージには
- トイレ
- 炊事場
- 浴室
- 調理器具
- 寝具
が備わっており、持参するのは着替えや食材だけで済みます。
これにより、快適なキャンプを楽しむことができます。
一方、バンガローは
- 宿泊場所のみ
と非常にシンプルです。
テントを設置する代わりにバンガローで寝るというイメージを持つとわかりやすいでしょう。
そのため、洗い場やトイレは共用で、入浴も近くの温泉やキャンプ場の共用シャワーを利用することが多いです。
自分たちのスタイルに合った宿泊施設を選ぶことをおすすめします。
年に数回のキャンプならコテージ泊がコスパ良し
キャンプを年に数回楽しむご家族には、コテージ泊が断然おすすめです。
コテージなら家族で泊まる場合、1泊あたり1万円から2万円の予算で楽しめます。
一方で、テント泊をするには、以下のような道具を揃える必要があり、費用がかさみます。
- テント
- 家族分の寝袋
- タープ
- 椅子
- テーブル
- 調理器具(バーベキューやコンロ)
これらをすべて揃えると、最低でも10万円近くかかります。
さらに、キャンプグッズは毎年新しいものが発売されるため、ついつい買い足してしまい、予想以上の出費になることもあります。
そのため、年に10回以上キャンプをしないご家族には、コテージ泊の方がコストパフォーマンスが良いです。
コテージ泊ができるキャンプ場もたくさんあるので、調べてみるのも楽しいですよ。
【まとめ】手軽に楽しめるコテージはキャンプ初心者におすすめ
まとめると、コテージやバンガローが向いているのは次のような方です。
- キャンプ初心者
- 年に数回キャンプをするご家族
- 小さなお子さんがいるご家族
特に小さなお子さんは自分で体温をうまく調整できないことがあるため、無理をせず、子どもにも親にも負担がかからない方法を選ぶのが良いでしょう。
キャンプの別の楽しみ方としてコテージを利用するのもおすすめです。
まだコテージに泊まったことがない方でも、十分楽しむことができます。