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中学生向け詩の例文集!短い詩・季節の詩・友情の詩の書き方も解説

「学校の宿題で詩を書くことになったけれど、何を書けばいいのかわからない」

「詩って、どんなふうに書けばいいの?」

「まず完成した詩の例文を見てから、自分でも書いてみたい」

そんな中学生も多いのではないでしょうか。

詩は、難しい言葉をたくさん使ったり、特別な体験を書いたりしなくても作れます。

学校での出来事や通学路の景色、友達との会話、家族と過ごした時間など、普段の生活の中にも詩の題材はたくさんあります。

むしろ、自分が実際に見たことや感じたことを使ったほうが、自分らしい詩になりやすいでしょう。

この記事では、中学生がイメージしやすいように、**短い詩・季節・学校生活・友情・家族・気持ち**など、テーマ別にオリジナルの例文を紹介します。

例文を見ながら、

「こんな場面も詩にできるんだ」

「この部分なら自分の経験に置き換えられそう」

と、自分の詩を書くヒントを探してみてください。

なお、ここで紹介する例文は、詩の完成形をイメージするための参考です。

そのまま学校の課題として提出するのではなく、自分が実際に体験したことや感じたこと、自分らしい言葉に置き換えて、自分だけの詩にしていきましょう。

 

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中学生が詩の例文を見るときのポイント

中学生が詩の例文を見るときのポイント

詩の例文を見るときは、「きれいな表現を覚えよう」と考えなくても大丈夫です。

それよりも、

* どんな場面を選んでいるのか

* 何を見たり聞いたりしているのか

* どこで気持ちを表しているのか

* どの言葉なら自分の体験に置き換えられそうか

といったところに注目すると、自分の詩を書くヒントが見つかりやすくなります。

 

例文をそのまま写さない

詩の例文は、完成した形を知るための参考として使いましょう。

たとえば、例文に「放課後の教室」が出てきたとしても、自分が同じ場面を書かなければならないわけではありません。

自分にとって印象に残っている場所が体育館なら体育館、図書室なら図書室、通学に電車を使っているなら駅のホームでも構いません。

例文から参考にするのは「書き方の考え方」にして、出来事や言葉は自分のものに置き換えてみましょう。

学校の課題では、先生からテーマ、行数、文字数などを指定されている場合もあります。

その場合は、まず課題の条件を確認し、その範囲に合わせて書くことも大切です。

 

自分の体験に置き換えて使う

例文を自分らしい詩に変えるわかりやすい方法の一つが、**自分が本当に経験した場面へ置き換えること**です。

たとえば、例文に、

「雨の日の通学路を歩いた」

という場面が出てきたとします。

自分が自転車通学なら、

「雨上がりの道を自転車で走った」

という場面に変えられます。

さらに、

「制服の袖が少しぬれた」

「水たまりをよけた」

「タイヤが水をはねた」

など、自分が実際に覚えていることを一つ加えると、ぐっと自分らしくなります。

場所だけでなく、人、時間、天気、音、会話などを変えてみるのもよいでしょう。

 

短い詩でも気持ちは伝えられる

詩というと、たくさんの行を書かなければならないと思う人もいるかもしれません。

しかし、詩は長さだけで決まるものではありません。

一つの場面や気持ちに絞れば、短い言葉でも印象に残る作品にできます。

たとえば、

> チャイムが鳴った
> みんなは帰った
> 窓の向こうだけ
> まだ明るかった

4行の短い詩ですが、放課後の静かな教室を想像できます。

ここで注目したいのは、「学校が終わって寂しかった」と気持ちを直接説明するのではなく、チャイムや窓の景色を使って場面を見せているところです。

何を書けばよいかわからなくなったら、無理に長くしようとせず、心に残った一つの場面を選んでみましょう。

 

詩のテーマが決まらないときは身近な出来事から探そう

「そもそもテーマが思いつかない」という場合は、自分の一日を振り返ってみると見つけやすくなります。

テーマにしやすいもの 具体例
学校生活 教室、休み時間、給食、放課後、部活動
季節 桜、雨、入道雲、落ち葉、雪、風
友情 会話、笑ったこと、けんか、仲直り
家族 食事、送り迎え、休日、家での会話
気持ち うれしさ、不安、緊張、悔しさ

大きな出来事でなくても構いません。

たとえば、

「朝、教室に入ったら誰もいなかった」

「帰り道で夕焼けがきれいだった」

「友達と同時に同じことを言って笑った」

「家に帰ったら好きな夕食だった」

といった小さな出来事でも、詩の題材になります。

 

短い詩の例文

短い詩の例文

まずは、数行でもまとめやすい短い詩の例文を見てみましょう。

短い詩では、いくつもの出来事を入れるより、**一つの場面を切り取る**ことを意識すると書きやすくなります。

 

学校生活をテーマにした短い詩

**例文**

> 朝の教室
> まだ少ない声
> 窓から入った風が
> カーテンだけを起こしている

朝の教室という一つの場面に絞った例です。

人の声だけでなく、風に揺れるカーテンを入れることで、教室の静かな雰囲気が伝わりやすくなっています。

**自分の詩にするなら:**

朝ではなく放課後にしたり、カーテンを黒板、机、時計などに変えたりしてみましょう。

「いつもより早く学校に着いた日」など、自分が実際に経験した場面を思い出すと書きやすくなります。

 

通学路をテーマにした短い詩

**例文**

> 毎朝わたる横断歩道
> 赤から青へ
> 今日も学校が
> 少しずつ近くなる

毎日通っている道も、詩のテーマになります。

横断歩道や信号のように、普段はあまり気にしないものに注目すると題材を見つけやすくなります。

**自分の詩にするなら:**

信号ではなく、

「駅」

「踏切」

「坂道」

「バス停」

「自転車置き場」

など、自分の通学路に本当にあるものに置き換えてみましょう。

いつも同じ場所でも、晴れの日と雨の日では見え方が変わります。

天気を変えて考えるのも一つの方法です。

 

日常の小さな発見をテーマにした短い詩

**例文**

> 雨がやんだ
> 水たまりの中に
> さっきまでなかった
> 青空がある

普段なら通り過ぎてしまいそうな水たまりを題材にした例です。

詩のテーマは、特別な出来事だけではありません。

「ちょっと気になったもの」も立派な題材になります。

**自分の詩にするなら:**

道端の花、窓についた雨粒、夕方に伸びた影、机に差し込んだ日差しなど、今日気づいたものを一つ思い出してみてください。

「いつもは気にしないのに、今日はなぜか目に入ったもの」を探すのもよいでしょう。

 

季節をテーマにした詩の例文

春・夏・秋・冬は、中学生でも取り組みやすいテーマです。

ただし、「夏は暑い」「冬は寒い」と季節を説明するだけでは、少し物足りなく感じることがあります。

季節を題材にするときは、**見たもの+自分が感じたこと**を組み合わせてみましょう。

 

春をテーマにした詩の例文

**例文**

> 新しい教室
> 知らない名前
> 知らない声
>
> 窓の外では
> 去年と同じ桜が
> 風に揺れていた

春の新学期と桜を組み合わせた例です。

新しい教室では知らないものが多いのに、窓の外には去年と同じ桜が咲いている、という違いを使っています。

春といえば桜が思い浮かびやすいですが、それだけではありません。

新しい靴、クラス替え、暖かくなった風、新しい教科書なども春らしい題材になります。

 

夏をテーマにした詩の例文

**例文**

> 部活の帰り道
> 空を見上げた
>
> 大きな雲が
> 僕たちより先に
> 夏休みへ向かっていた

入道雲という夏らしい景色と、学校生活を組み合わせています。

季節だけを単独で書くのではなく、「夏の部活」「夏の帰り道」のように自分の生活と結びつけると、書きやすくなります。

ほかにも、

* セミの声

* 夕立

* 暑い体育館

* 汗でぬれた制服

* 冷たい飲み物

* 夏休みの夕方

なども題材になります。

 

秋をテーマにした詩の例文

**例文**

> 帰り道
> 一枚の葉っぱが
> 足もとを追い越した
>
> 風だけが
> 少し先に
> 冬を知っている

秋の風と落ち葉を使って、季節が少しずつ変わっていく様子を表しています。

秋は紅葉だけでなく、

「暗くなるのが早くなった」

「朝が少し寒くなった」

「制服の上に何か羽織りたくなった」

といった変化もテーマにできます。

自分が「秋になったな」と感じた瞬間を思い出してみましょう。

 

冬をテーマにした詩の例文

**例文**

> 白い息を
> ひとつ吐く
>
> となりの友達も
> ひとつ吐く
>
> 朝の道に
> 小さな雲が二つできた

冬の白い息を、空に浮かぶ雲に重ねた例です。

詩では、このように「何かが別のものに見えた」と感じたことを書くこともできます。

難しい表現を考える必要はありません。

「白い息が雲みたいだった」

「凍った水たまりがガラスみたいだった」

というように、自分が感じたことから考えてみましょう。

 

学校生活をテーマにした詩の例文

中学生にとって、学校は身近な出来事がたくさん起こる場所です。

教室、部活動、休み時間、給食、学校行事など、毎日の中から一つの場面を選ぶだけでも詩にできます。

 

教室をテーマにした詩

**例文**

> 放課後の教室は
> 昼より広い
>
> 机も
> 黒板も
> いつもと同じなのに
>
> みんなの声がないだけで
> 少し知らない場所になる

同じ教室でも、昼休みと放課後では雰囲気が変わります。

このように、いつも見ている場所の「少し違うところ」に注目すると、詩の題材を見つけやすくなります。

教室をテーマにするなら、

「朝一番の教室」

「テスト前の教室」

「昼休みの教室」

「掃除が終わったあとの教室」

など、時間や状況を絞って考えてみるのもよいでしょう。

 

部活動をテーマにした詩

**例文**

> あと一本
> その一本が届かない
>
> 汗をぬぐって
> また構える
>
> 悔しいという言葉は
> 明日の練習まで
> とっておこう

部活動では、勝ったことや楽しかったことだけでなく、失敗や悔しさも詩の題材になります。

「試合に負けて悔しかった」と説明するだけでなく、そのとき自分が何をしていたかを思い出してみましょう。

ラケットを握っていた、ボールを見つめていた、靴ひもを結び直したなど、具体的な行動を書くと場面が伝わりやすくなります。

運動部だけでなく、文化部でも同じです。

音がうまく出なかった、作品が完成した、発表前に緊張したなど、自分の部活動ならではの出来事を使ってみてください。

 

文化祭や体育祭をテーマにした詩

**例文**

> 昨日まで
> あんなに急いで作った看板が
> 体育館のすみにある
>
> 終わってみると
> 片づける時間だけ
> どうしてこんなに早いんだろう

学校行事では、本番の盛り上がりだけでなく、準備や終わったあとの時間にも目を向けてみましょう。

文化祭なら、

「準備で教室に残った日」

「完成した飾りを見た瞬間」

「片づけが終わった教室」

体育祭なら、

「スタート前の緊張」

「友達を応援した声」

「終わったあとの疲れ」

など、さまざまな切り口があります。

一日すべてを書こうとせず、「一番覚えている瞬間」を選ぶとまとまりやすくなります。

 

友情をテーマにした詩の例文

友情の詩を書くときは、「友達は大切」とまとめるよりも、実際にあった出来事を一つ思い出すと書きやすくなります。

友達との会話、笑ったこと、けんか、仲直り、卒業など、さまざまな場面がテーマになります。

 

友達との会話をもとにした詩

**例文**

> 「また明日」
> いつもの言葉で別れた
>
> たった四文字なのに
> 明日も会えると思うと
> 帰り道が少し明るい

何気ない「また明日」という言葉から、友達への気持ちを表した例です。

友情をテーマにするときは、大きな出来事がなくても構いません。

「おはよう」

「大丈夫?」

「一緒に帰ろう」

など、いつも友達と交わしている言葉を思い出してみましょう。

普段は気にしていない言葉にも、その友達との関係が表れていることがあります。

 

けんかや仲直りをテーマにした詩

**例文**

> 朝は目をそらした
> 昼も話さなかった
>
> 帰り道
> 「ごめん」が二つ重なって
>
> 二人で少し
> 笑ってしまった

けんかをしたときの気まずさから、仲直りするまでの変化を表しています。

「悲しかった」「安心した」と直接説明せず、目をそらしたことや会話を使って気持ちを伝えています。

自分で書くときも、

「返事をしなかった」

「席が近いのに話せなかった」

「仲直りしたあと一緒に帰った」

など、そのときの行動を思い出してみましょう。

 

卒業や別れをテーマにした詩

**例文**

> 最後の日なのに
> いつものように笑った
>
> またね
> と言いそうになって
> 少しだけ黙った
>
> 春の風だけが
> 校門を先に出ていった

卒業や別れは、友情の詩にも向いているテーマです。

寂しさを直接書くだけでなく、

「いつも座っていた席」

「最後に歩いた帰り道」

「友達が言った言葉」

など、具体的な場面を使うと気持ちが伝わりやすくなります。

別れの寂しさだけではなく、「また会いたい」「新しい場所でも頑張りたい」という気持ちを入れてもよいでしょう。

 

家族をテーマにした詩の例文

家族をテーマにするときも、特別な思い出を探す必要はありません。

毎日の食事や送り迎え、家での会話など、普段は当たり前に感じている時間にも詩の題材があります。

 

母・父をテーマにした詩

**例文**

> 「忘れ物ない?」
> また同じことを聞かれた
>
> 「ないよ」と答えて
> 玄関を出る
>
> 聞かれなくなったら
> ちょっとだけ
> さびしいのかもしれない

毎日の短い会話から家族への気持ちを表しています。

家族について書こうとすると、「ありがとう」「大切」という言葉を使いたくなるかもしれません。

もちろん、それでも構いませんが、普段の出来事を一つ入れるだけで、より具体的になります。

「朝起こしてくれる」

「部活の送り迎えをしてくれる」

「夕食を用意してくれる」

など、自分の日常から探してみましょう。

 

兄弟姉妹をテーマにした詩

**例文**

> また最後の一個を
> 先に食べられた
>
> くやしくて
> 文句を言ったのに
>
> 次の日には
> またとなりで笑っている

兄弟姉妹との関係は、仲のよい場面だけでなく、ちょっとしたけんかも題材になります。

「いつもリモコンを取り合う」

「同じお菓子が好き」

「学校の話をする」

など、自分の家でよく起こることをそのまま使ってみてもよいでしょう。

いつも仲のよい家族を書こうとしなくても、普段の関係が自然に伝われば十分です。

 

家での何気ない時間をテーマにした詩

**例文**

> テレビの音
> お皿の音
> 「今日どうだった?」の声
>
> いつもと同じ夕食が
> 今日も一日を
> 終わりにしてくれる

家の中では、目で見えるものだけでなく「音」に注目するのもおすすめです。

テレビの音、料理をする音、食器の音、誰かの足音など、毎日聞いている音にも家庭らしさがあります。

何を書けばよいかわからないときは、「家でいつも聞こえる音」を思い出してみると題材が見つかるかもしれません。

 

気持ちをテーマにした詩の例文

「うれしい」「不安」「悔しい」など、自分の気持ちそのものをテーマにすることもできます。

ただし、「うれしかったです」「とても不安でした」と説明するだけではなく、そのときの行動や体の感覚、周囲の景色を加えると、より詩らしくなります。

 

うれしい気持ちの詩

**例文**

> 名前を呼ばれた
> 「よく頑張ったね」
>
> たった一言なのに
> 帰り道の足が
> 朝より軽かった

うれしさを「足が軽い」という感覚で表した例です。

自分がうれしかったときに、

「笑った」

「走って帰った」

「誰かにすぐ話したくなった」

「何度も結果を見直した」

など、どんな行動をしたか思い出してみましょう。

気持ちそのものを書かなくても、行動からうれしさを伝えられます。

 

不安な気持ちの詩

**例文**

> 発表まであと一人
>
> 紙を持つ手に
> 少し力が入る
>
> 時計の針だけ
> いつもより
> 急いでいる気がした

発表前の不安や緊張を、手や時計を使って表しています。

不安なときには、

「手に汗をかいた」

「何度も時計を見た」

「いつもより時間が長く感じた」

など、体や時間の感じ方が変わることがあります。

そうした小さな変化に注目すると、気持ちを表現しやすくなります。

 

悔しい気持ちの詩

**例文**

> あと一点だった
>
> スコアを見ても
> 何度見ても
> 数字は変わらない
>
> 靴ひもを結び直して
> 次の練習へ向かった

悔しかった出来事だけで終わらず、その後の行動まで入れた例です。

テスト、試合、発表などでうまくいかなかった経験は、詩の題材になります。

そのとき、

「何を見ていたか」

「どんな音がしていたか」

「そのあとどうしたか」

まで思い出すと、詩に流れが生まれます。

 

例文を自分らしい詩に変えるコツ

ここまで例文を読んで、「こんな形なら自分にも書けそう」と感じた人もいるかもしれません。

実際に書くときは、例文の単語だけを少し変えるのではなく、**場所・言葉・思い出そのものを自分のものに置き換える**ことが大切です。

難しく考えなくても、次の3つを意識すると自分らしい詩に近づきます。

 

場所を自分の知っている場所に変える

まず取り組みやすいのが、詩の舞台を自分が知っている場所に変える方法です。

たとえば、例文では「教室」だったとしても、自分の思い出が強い場所が別にあるなら、

* 体育館

* 図書室

* 音楽室

* 美術室

* 部室

* 校庭

* 駅のホーム

* バス停

* 自分の部屋

などに置き換えられます。

場所を決めたら、

「何が見えた?」

「どんな音がした?」

「誰がいた?」

「そのとき何をしていた?」

と考えてみてください。

たとえば「体育館」なら、ボールの音、シューズが床をこする音、窓から入る光など、使えそうな言葉が見つかります。

 

言葉を自分が普段使う表現に変える

詩だからといって、大人っぽい言葉や難しい表現を使う必要はありません。

普段自分が使わない言葉を無理に入れると、かえって自分の気持ちから離れてしまうこともあります。

たとえば、

「非常に寂しい気持ちになった」

と説明する代わりに、

> いつも座っていた席が
> 今日は空いている

と書くこともできます。

また、

「とても緊張した」

なら、

> 紙を持つ手が
> いつもより動かない

などと表すこともできます。

難しい言葉を探すより、「そのとき本当に自分はどうしていたかな?」と考えるほうが、自然な言葉を見つけやすいでしょう。

 

自分だけの思い出をひとつ入れる

自分らしい詩にするために特に大切なのが、**自分だけが知っている具体的な思い出を一つ入れること**です。

「友達との思い出」というテーマでも、

「雨の日に一本の傘で帰った」

「試合前に背中をたたいてもらった」

「文化祭の準備で放課後まで教室に残った」

「帰り道で同じアイスを買った」

など、人によって記憶は違います。

そこから、

**何があった?**

**何が見えた?**

**どんな音がした?**

**誰が何と言った?**

**そのとき自分はどう感じた?**

と考えてみましょう。

全部を書く必要はありません。

その中で一番覚えているものを一つか二つ選ぶだけでも、自分にしか書けない詩になります。

たとえば、

「友達と一緒に帰って楽しかった」

だけでは少し広いですが、

> 雨の日
> 一本の傘を
> 二人で持った
>
> 肩は少しぬれたけれど
> 帰り道は
> いつもより短かった

というように、一つの出来事に絞ると場面が浮かびやすくなります。

ここで紹介した例文についても、言葉の一部だけを入れ替えるのではなく、自分自身の出来事を思い出して一から組み立ててみてください。

同じテーマでも、見た景色や交わした言葉が変われば、その人らしい作品になります。

 

まとめ|中学生の詩は例文を参考にしながら自分の言葉で書こう

まとめ|中学生の詩は例文を参考にしながら自分の言葉で書こう

中学生が詩を書くときは、難しい言葉を使ったり、特別な経験を探したりする必要はありません。

学校生活、通学路、季節、友達、家族など、いつもの毎日の中にも詩のテーマはたくさんあります。

何を書けばよいかわからないときは、まず例文を見て「詩はこんな形でもいいんだ」と完成形をイメージしてみましょう。

そして、例文をそのまま課題に使うのではなく、

* 場所を自分が知っている場所に変える

* 普段使っている言葉で表す

* 自分だけの具体的な思い出を一つ入れる

という方法で、自分の詩に変えてみてください。

短い詩でも、一つの場面や気持ちがしっかり伝われば、印象に残る作品にできます。

「上手に書かなければ」と考えすぎなくても大丈夫です。

まずは、今日見た景色、学校であったこと、友達と交わした言葉などから、心に残っているものを一つ選んでみてください。

そこから自分の言葉で数行書き始めれば、少しずつ自分らしい詩の形が見えてくるでしょう。

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