「毎朝、気になるニュースをチェックするのが大変」「同じような情報収集を何度も繰り返している」と感じることはありませんか?
Perplexityのタスク機能を使えば、こうした定期的な情報収集やチェック作業をAIに任せられます。
特に現在のPerplexityでは、新しい「Computer」のスケジュールされたタスク(Scheduled Tasks)を利用すると、指定した時間にAIがクラウド上で自動的に作業を実行してくれます。
パソコンを開いたままにしておく必要もありません。
ニュースの収集だけでなく、価格チェック、競合調査、定期レポート、受信トレイの確認など、さまざまな作業を自動化できます。
ただし、Perplexityには以前から提供されていた「Perplexity Tasks」と、新しい「Computerのスケジュールされたタスク」があります。
名前が似ていて少し分かりにくいため、この記事では両者の違いから設定方法、活用例、削除方法、うまく動かないときの対処法まで、初心者の方にも分かりやすく紹介します。
- Perplexityの「タスク」とは?できることを最初に解説
- Perplexity TasksとComputerのScheduled Tasksの違い
- Perplexityタスクの料金・利用条件とクレジット消費
- Perplexityタスクの作り方・設定方法【初心者向け】
- 精度の高いPerplexityタスクを作る3つのコツ
- Perplexityタスクの便利な活用例5選
- そのまま使えるPerplexityタスクのプロンプト例
- Perplexityタスクの確認・変更・削除方法
- Perplexityタスクが動かない・通知されないときの対処法
- Perplexityタスクを使うときの注意点
- PerplexityタスクとChatGPTはどう使い分ける?
- Perplexityタスクに関するよくある質問
- まとめ|Perplexityタスクを使って情報収集を自動化しよう
Perplexityの「タスク」とは?できることを最初に解説

Perplexityタスクの仕組み
タスクの基本的な考え方はとてもシンプルです。
通常のPerplexityでは、知りたいことがあるたびに自分で質問します。
一方、スケジュールされたタスクでは、「毎朝8時にAI関連のニュースをまとめて」「毎週月曜日に競合サイトの最新情報を調べて」といったように、「何を・いつ実行するか」をあらかじめ指定できます。
Computerのスケジュールされたタスクの場合、設定した時間になるとComputerがクラウド上で自律的に作業を開始します。
結果はタスクのセッションに保存され、必要に応じてアプリ内通知、モバイルプッシュ、Webプッシュ、メールなどで知らせてもらえます。
タスクでできること・できないこと
Perplexityのタスクは、同じ調査や確認を定期的に繰り返したいときに向いています。
たとえば、ニュースの定期収集、商品の価格チェック、競合情報の調査、日次・週次レポート、メールの確認などです。
Computerのスケジュールされたタスクではコネクタも利用できるため、接続したGmail、Google Calendar、Notion、Slack、Google Driveなどを使った作業にも対応できます。
一方で、1時間に1回より短い間隔で実行するスケジュールには対応していません。
また「明日の9時に1回だけ知らせて」のような単発の処理は、定期的なScheduled Taskではなく、一回限りのリマインダーとして扱われます。
Perplexityタスクがおすすめな人
特に便利なのは、普段から同じテーマを繰り返し検索している方です。
ニュースを毎朝確認している方、ブログのネタを探している方、競合の動きをチェックしている方などは、手動で行っている情報収集の一部を自動化できます。
「検索すること」そのものよりも、集めた情報を読んで判断することに時間を使いたい方と相性のよい機能です。
Perplexity TasksとComputerのScheduled Tasksの違い
ここは現在のPerplexityタスクを理解するうえで、とても大切なポイントです。
Perplexityには、定期実行するタスクとして「以前からあるPerplexity Tasks」と「Computerのスケジュールされたタスク」の2種類があります。
従来のPerplexity Tasks(スケジュール済み検索)とは
従来のPerplexity Tasksは、日次サマリー、スケジュールされた検索、価格アラートなどに使われてきた仕組みです。
こちらはComputerでは管理しません。
作成済みのタスクは「Settings → Notifications」から確認・削除できます。
ComputerのScheduled Tasksとは
新しいScheduled Tasksは「Perplexity Computer」の中で利用する定期実行機能です。
従来の検索中心のタスクよりもできることが広がっており、モニタリング、レポート作成、アラート、受信トレイ確認、競合トラッキング、日次ブリーフィングなどを実行できます。
さらに、Computerで利用できるツールやコネクタ、サブエージェントも活用できます。
これから新しく定期作業を自動化するのであれば、まずComputerのScheduled Tasksを確認すると分かりやすいでしょう。
どちらのタスクを使っているのか見分ける方法
見分け方は難しくありません。
通常のPerplexityで「AIニュースを毎日まとめて」といった形で作成した以前のタスクなら、Settings → Notificationsを確認します。
Computerの会話内で作成したタスクなら、Computer → Tasksから管理します。
「以前作ったタスクが見つからない」という場合は、まずこの2か所を確認してみましょう。
Perplexityタスクの料金・利用条件とクレジット消費
タスクを利用するときは、機能だけでなく料金やクレジットについても確認しておきましょう。
特にComputerのScheduled Tasksでは、タスクを実行するたびにComputerクレジットを消費します。
タスクを利用できるプランを確認
Computerの利用可否や付与されるクレジットは、契約しているプランによって異なります。
ComputerへのアクセスがあるユーザーはWebデスクトップ、iOS、Androidから利用できます。
プランやクレジットの条件は変更される可能性があるため、「無料か有料か」だけで判断せず、自分のアカウントにあるSettings → Subscriptionや使用量の画面で最新条件を確認するのがおすすめです。
Computer Scheduled Tasksのクレジット消費に注意
Computerのタスクは、処理内容が複雑になるほど使用するクレジットも変化します。
また、1時間ごとのチェックは1日1回のチェックより実行回数が増えるため、その分クレジットを消費しやすくなります。
必要性を満たす範囲で実行頻度を低く設定し、不要になったタスクは停止することも大切です。
最初は毎日または毎週など、無理のない頻度から試すとよいでしょう。
Perplexityタスクの作り方・設定方法【初心者向け】
ここからは新しいComputerのScheduled Tasksを中心に、実際の作り方を見ていきましょう。
難しい設定画面へ細かな条件を入力する必要はありません。
やってほしい作業を普段の言葉で伝えるだけで設定できます。
タスクを作成する
まずPerplexityを開き、Computerへ移動します。
入力欄に、実行してほしい内容と頻度を書きます。
たとえば、「毎朝8時に、生成AIに関する最新ニュースを調べて重要なものを5件まとめて」といった形です。
Computerが内容とスケジュールを確認し、承認するとタスクが作成されます。
既存のComputerの会話から「これを毎朝実行して」と頼んで定期実行へ変更することもできます。
実行する日時・頻度を設定する
ComputerのScheduled Tasksでは、1時間ごと、毎日、平日のみ、毎週、毎月などの定期スケジュールを指定できます。
カスタムの繰り返し設定にも対応しています。
時刻はユーザーのローカルタイムゾーンに合わせて処理され、次回の実行時刻もダッシュボードで確認できます。
通知方法を設定する
通知には、アプリ内通知、モバイルプッシュ、Webプッシュ、メールなどがあります。
通知設定はSettings → Notificationsから管理できます。
また、チェックした結果に新しい情報がなかった場合などは、不要な通知を送らず静かに終了する場合があります。
実行結果を確認する
作成したタスクはComputer → Tasksから確認できます。
タスクを開くと、次回の実行時刻や過去の実行結果、通知などを確認できます。
そのため、「設定したけれど本当に動いているのかな?」と心配になったときも、履歴を確認できます。
精度の高いPerplexityタスクを作る3つのコツ
タスクは、ただ「調べて」とお願いするよりも、少し具体的に条件を指定したほうが使いやすくなります。
目的と条件を具体的に指示する
たとえば、「ニュースをまとめて」よりも、「毎朝8時に、日本国内の生成AIに関するニュースを調べ、重要なものを5件選び、それぞれ3行以内で要約して」と伝えるほうが目的が明確です。
テーマ・件数・対象地域・出力形式などを具体的にすることがポイントです。
信頼できる情報ソースを指定する
情報の正確性が重要なテーマでは、「公式サイトを優先して」「一次情報がある場合は一次情報を参照して」など、情報源についても指示しておくと便利です。
AIが集めた情報だからとそのまま信じるのではなく、重要な判断に使う場合は元の情報も確認しましょう。
1つのタスクに目的を詰め込みすぎない
「ニュース収集・メール確認・価格チェック・ブログネタ探しを全部やって」のように多くの目的をまとめるより、役割ごとに分けたほうが管理しやすくなります。
特に定期タスクでは、「何のためのタスクなのか」がひと目で分かる状態にしておくと、あとから修正や削除をするときにも迷いません。
Perplexityタスクの便利な活用例5選
設定方法が分かったら、実際にどんな作業を任せられるのか見てみましょう。
毎朝ニュースを自動収集する
もっとも分かりやすい使い方がニュース収集です。
自分が興味のあるジャンルを指定しておけば、毎朝同じキーワードを検索して複数サイトを見て回る手間を減らせます。
「重要なニュースだけ」「日本国内を優先」など、自分に必要な条件を追加すると、自分専用のニュースまとめとして使いやすくなります。
気になるテーマやトレンドを定期調査する
仕事や趣味で追いかけているテーマがあれば、定期的なモニタリングにも利用できます。
毎日自分で検索するのではなく、変化があったときに確認する仕組みにすれば、情報収集に使っていた時間をほかの作業へ回せます。
商品の価格・最新情報をチェックする
気になる商品やサービスについて、価格や新しい情報を定期的に確認する用途にも向いています。
ただし、価格は変動するため、購入時には必ず販売元の最新価格を確認しましょう。
ブログのネタや競合情報を収集する
ブログ運営者なら、自分のジャンルに関するニュースや競合の新しい動きを定期的に調査する使い方もできます。
たとえば、「毎週月曜日に○○ジャンルの主要ニュースと注目トピックをまとめる」と設定しておけば、記事ネタを考えるための情報収集を効率化できます。
ただし、検索ボリュームやGoogle Search Consoleの自分のデータなど、Perplexityだけでは取得できない情報は別途確認が必要です。
仕事や学習に必要な情報を定期的にまとめる
仕事で追いかけている業界情報や、勉強しているテーマの最新情報を定期的に集める方法もあります。
「毎週金曜日に今週発表された重要情報をまとめる」といった設定なら、週末の振り返りにも使いやすいでしょう。
そのまま使えるPerplexityタスクのプロンプト例

「便利そうだけれど、何と入力すればいいの?」という方のために、すぐ使える形で例を紹介します。
必要なキーワードや時刻だけ、自分用に変更してみてください。
ニュース収集用プロンプト
「毎朝8時に、生成AIに関する過去24時間の主要ニュースを調べてください。重要度の高いものを5件選び、タイトル・概要・重要な理由・情報源が分かる形で日本語でまとめてください。可能な限り公式発表や一次情報を優先してください。」
ブログ・競合調査用プロンプト
「毎週月曜日の午前9時に、○○に関する直近1週間のニュースや新しい話題を調査してください。ブログ記事のテーマになりそうなものを5つ選び、話題の概要と記事にするときの切り口をまとめてください。」
価格・商品情報チェック用プロンプト
「毎日午前10時に○○の最新価格と公式情報を確認してください。前回確認時から大きな価格変化や重要な変更があった場合は、その内容と情報源を知らせてください。」
最初から完璧な指示を書く必要はありません。
実行結果を見ながら「件数を減らす」「公式情報を優先する」など少しずつ条件を調整すると、自分に合ったタスクへ育てられます。
Perplexityタスクの確認・変更・削除方法
作ったタスクは、定期的に見直すことも大切です。
ここでも、従来のPerplexity TasksとComputerのScheduled Tasksでは管理場所が違う点に注意してください。
作成したタスクはどこで確認できる?
Computerで作ったScheduled Taskは、Computer → Tasksから一覧を確認できます。
一方、以前のPerplexity TasksはSettings → Notificationsで管理します。
タスクの設定を変更する方法
Computerのタスクでは、タスクの詳細画面やそのタスクを作成した会話から、スケジュールや指示内容を変更できます。
たとえば、「毎日から平日だけに変更して」「調査対象に○○も追加して」といった修正ができます。
不要になったタスクを停止・削除する方法
Computer → Tasksから対象のタスクを開き、「Stop task」を選択すると停止できます。
ここで注意したいのが、現在のComputer Scheduled Tasksには独立した一時停止状態がなく、Stopするとタスク自体が削除されることです。
再び使いたくなった場合は、タスクを作り直す必要があります。
従来のPerplexity Tasksの場合はSettings → Notificationsから対象タスクを開き、Deleteを選択します。
こちらは一括削除には対応しておらず、1件ずつ削除します。
Perplexityタスクが動かない・通知されないときの対処法
「時間になったのに動かない」「通知が来ない」という場合も、すぐに故障と判断する必要はありません。
いくつか確認してみましょう。
予定時刻になっても実行されない
Computerのバックグラウンドタスクは、予定時刻から実際の開始まで数分かかる場合があります。
それでも実行されない場合は、タスク詳細画面を確認します。
クレジット不足、コネクタの認証切れ、「Needs attention」状態などが代表的な原因です。
通知が届かない
まずSettings → Notificationsを確認しましょう。
また、タスクによっては新しく知らせるべき情報がなかった場合、通知されないことがあります。
たとえば「新着メールがあったら知らせる」というタスクで新着メールがなければ、Computerは通知せず終了できます。
作成したタスクが見つからない
Computer → Tasksを確認してください。
ここでは複数のComputer会話で作ったタスクをまとめて確認できます。
それでも見つからず、以前のPerplexityで作成したタスクなら、Settings → Notifications側も確認してみましょう。
「Needs attention」が表示された場合
Computerがタスクを実行するために追加情報を必要としていたり、指示だけでは判断できなかったりすると、「Needs attention」と表示されることがあります。
この場合、AIが勝手に推測して処理を進めるのではなく、ユーザーの確認を待ちます。
内容を確認して、必要な情報や指示を追加しましょう。
Perplexityタスクを使うときの注意点
便利な自動化機能ですが、すべてをAI任せにするのではなく、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
AIの回答が必ず正しいとは限らない
Perplexityが複数の情報を調査していても、AIによる要約や判断が常に100%正しいとは限りません。
特に、お金・健康・法律など重要な判断につながる情報については、AIの結果だけで判断せず、公式情報や専門家の情報も確認しましょう。
個人情報や機密情報の入力には注意する
コネクタを使えば仕事に関するサービスとも連携できますが、だからこそ「何をAIに扱わせるのか」を考えることが大切です。
パスワードや決済情報など、必要のない機密情報をプロンプトへ直接入力することは避けましょう。
重要な情報は一次情報も確認する
ニュースや価格などは更新されます。
タスクで概要を素早く把握し、重要なものだけ元の情報を確認するという使い方がおすすめです。
「情報を集めるところまでAI、最終確認と判断は自分」と役割を分けると、便利さと安心感を両立できます。
PerplexityタスクとChatGPTはどう使い分ける?
PerplexityとChatGPTは、どちらか一方だけを使う必要はありません。
それぞれの得意な部分を組み合わせる方法もあります。
情報収集をPerplexity・文章作成をChatGPTに任せる
たとえばPerplexityで最新情報やニュースを集め、その情報をもとにChatGPTで文章の構成を考える、といった使い分けです。
Perplexityで情報源を確認しながら調査し、集めた材料を文章作成へ活用すれば、「調べる作業」と「書く作業」を分けられます。
ブログ運営での具体的な使い分け例
ブログなら、Perplexityでジャンルの最新ニュースや公式発表を定期収集する。
その中から記事にしたいテーマを自分で選ぶ。
選んだ情報と一次情報を確認しながら、ChatGPTを使って構成案や下書きを作る。
最後に自分の経験や意見、実際に試した結果を追加する。
この流れなら、AIにすべてを書かせるのではなく、情報収集の効率化と自分ならではの記事作りを両立しやすくなります。
Perplexityタスクに関するよくある質問
最後に、Perplexityタスクについて迷いやすいポイントをまとめます。
Perplexityタスクは無料で使える?
現在のComputer Scheduled TasksはComputerの利用条件とクレジットの影響を受けます。
プランによってComputerへのアクセスやクレジット条件が異なるため、Settings → Subscriptionなどで自分の契約状況を確認してください。Scheduled Taskを実行するたびにComputerクレジットを使用します。
スマホでもタスクを設定できる?
ComputerはWebデスクトップだけでなくiOSとAndroidでも利用できます。
ただし、以前のPerplexity Tasksを管理するときは、完全な管理画面を表示するためWebブラウザで通知ページを開いて確認すると分かりやすいでしょう。
複数のタスクを同時に設定できる?
はい。
ComputerのScheduled Tasksでは、1つのComputer会話につき最大15個のScheduled Taskを持つことができます。
用途別に「ニュース」「競合調査」「メール確認」などと分けると管理しやすくなります。
タスクを一時停止できる?
ComputerのScheduled Tasksには、現在独立した「一時停止」の状態はありません。
Stop taskを実行すると削除されるため、あとで再開したい場合は作り直す必要があります。
タスクを削除するには?
Computerで作ったScheduled Taskなら、Computer → Tasksから対象タスクを開いてStop taskを選びます。
従来のPerplexity TasksならSettings → Notificationsから対象タスクを開き、Deleteを選択します。
管理場所が異なるため、削除したいタスクが見つからない場合は両方を確認してみてください。
まとめ|Perplexityタスクを使って情報収集を自動化しよう

Perplexityのタスクを活用すると、毎日・毎週繰り返していた情報収集や確認作業の一部をAIに任せられます。
特に現在のComputer Scheduled Tasksは、単純な検索だけでなく、モニタリング、レポート、アラート、受信トレイ確認、競合トラッキングなど、幅広い定期作業に対応しています。
大切なのは、最初からたくさんの作業を自動化しようとしないことです。
まずは、「毎朝、気になるニュースをまとめてもらう」「毎週、ブログジャンルの最新情報を調べてもらう」といった小さなタスクから始めてみると使い方をつかみやすくなります。
そして、従来のPerplexity TasksとComputerのScheduled Tasksでは管理場所や仕組みが異なることも覚えておきましょう。
繰り返している「調べる作業」をPerplexityに任せれば、自分は集まった情報を考え、選び、活用することに時間を使えるようになります。
これが、Perplexityタスクを上手に使う大きなメリットです。

